日 時 |
チュートリアルセミナー | 2019年1月24日(木) 19:00-20:45 |
会 場 |
リファレンス 新有楽町ビル貸会議室 Y205 (東京都千代田区有楽町1-12-1新有楽町ビル2F) [JR有楽町駅 中央西口/国際フォーラム口より徒歩1分、 *2019年夏ごろまで、JR有楽町駅 日比谷口は工事中のため、閉鎖しております。 地下鉄有楽町線有楽町駅 D2出口連絡、 地下鉄都営三田線日比谷駅 B1またはB2出口より3分、 地下鉄日比谷線・千代田線日比谷駅 A6出口より3分] http://tokyo.re-rental.com/yurakucho/ |
会場はリファレンス 新有楽町ビル貸会議室となっておりますので、お間違えのないようご注意下さい。
参加申し込み方法については別途こちらをご覧下さい.
会員の皆様のご参加をお待ちしております。 |
座長:川崎 能典(統計数理研究所) |
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19:00-20:45 (質疑応答を含む) |
尾木 研三(日本政策金融公庫) 『中小企業向け融資審査における信用スコアリングモデルの活用』 |
AIスコアレンディングが注目されている。住宅ローンや教育ローンといった消費者向けの融資だけではなく、中小企業向け事業資金の融資審査にもAIを用いたスコアリングモデルを活用しようと、IT企業と連携する銀行が出始めた。人手を介さず、スマホやパソコンで審査を行うことで手間とコストを削減すれば、金利収入の少ない小口で短期の融資サービスの採算性を向上させることができる。さらに、高い利便性を武器に、これまで融資とは無縁だった潜在顧客を開拓できる可能性もある。 ビジネスの核となるスコアリングモデルの技術は、AIやビッグデータ解析の技術革新とともに進歩が著しく、その実現性と可能性に期待が高まっている。 ただ、ビジネスモデルは、2000年代に盛んに行われたスコアリング融資をバージョンアップしたもので、AIブームによって第2次スコアリング融資ブームが到来したともいえる。スコアリングモデルはとても便利な道具であるが、使い方を間違えると、さまざまな問題を引き起こす。前回のブームのときには、銀行が仕組みや使い方を十分に理解しないまま実務で利用して多くの損失を発生させた。 スコアリング融資の失敗を繰り返さないためにはどうすればよいのか。本セミナーでは、中小企業向け融資審査の概要とスコアリングモデル活用の現状を述べたうえで、その課題と活用のポイント、さらにはAI型スコアリングモデルの可能性について実務の観点から解説する。 |