2010年度 応用経済時系列研究会
チュートリアルセミナー


「ソブリン・リスクと日本の格付け」




チュートリアルセミナー 2010年9月29日(水)  18:30-20:30

茅場町・日進ビル会議室 Tel:03-5651-2030
東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 [ http://www.kinyu.co.jp/map/index.html ]
東京メトロ 日比谷線・東西線「茅場町駅」2番出口すぐ前
※日比谷線<北千住方面行き>後方出口

会場は茅場町・日進ビル会議室となっておりますので、お間違えのないようご注意下さい。

参加申し込み方法については別途こちらをご覧下さい.

今回は、「ソブリン・リスクと日本の格付け」と題して2人の講師に講演をお願いしております。最初の30分はソブリン・リスク問題が日本の金融市場に与えている影響に関して、当研究会理事の阿竹敬之氏(日興コーディアル証券)にご講演頂きます。後半の90分は、スタンダード・アンド・プアーズディレクターの小川髟ス氏をお招きし、「アジアと日本のソブリン格付け」のタイトルで、ソブリン格付けの方法からアジア地域での格付けと動向、最後に日本の格付けに関するお話しを頂くことになっております。
会員の皆様のご参加をお待ちしております。


■■チュートリアルセミナー・プログラム■■


座長: 川崎 能典(統計数理研究所)
18:30-18:55 阿竹 敬之(日興コーディアル証券)
「ソブリン・リスク問題と金融市場の動向」
18:55-19:00 質疑応答
19:00-20:20 小川 隆平(スタンダード・アンド・プアーズ ディレクター)
「アジアと日本のソブリン格付け」
20:20-20:30 質疑応答

概要

阿竹 敬之(日興コーディアル証券)
「ソブリン・リスク問題と金融市場の動向」
ギリシャの財政問題に端を発して、世界の金融市場ではソブリン・リスクに注目が集まっている。2010年前半は、ギリシャ問題が欧州の周辺国の問題へと飛び火し、欧州ソブリンへのエクスポージャーから、欧州の金融機関に対する懸念へと発展していった。欧州金融機関のストレス・テストの結果発表以降、ソブリン問題に対する懸念はやや後退しているものの、ギリシャのクレジット・スプレッドが再び拡大するなどソブリン問題は依然として燻っている。財政問題については日本についても深刻な問題である。それにも関らず、日本国債は比較的低い金利を維持し、日本のクレジット市場もクレジット・スプレッドがタイトな状態が続いている。本セミナーでは、ソブリン・リスク問題が金融市場に与えている影響、日本国債とギリシャ国債に対する市場の違いに関する解説を行う。
小川 隆平(スタンダード・アンド・プアーズ ディレクター)
「アジアと日本のソブリン格付け」
1. ソブリン格付けの方法
2. 近年のアジア地域のソブリン格付けと今後の動向
 (1) 概況
 (2) 一部注目国の動向について
3. 日本のソブリン格付けについて



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